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版元番外地 〈共和国〉樹立篇

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「本チャンネル」にて著者・下平尾さんにインタビューしました。 出版業界というジャンル=「境界」を越える一冊 ——『版元番外地ーー〈共和国〉樹立篇』著者・下平尾 直さん インタビュー https://youtu.be/ELsaLSMJA2Y ------------------------------------------------------- ★オルタナ旧市街さん推薦!(作家、『お口に合いませんでした』等) 「ひょうひょうと無頼、偏屈だけどチャーミング。 永遠のおしゃべりから放たれる孤高のひかりに、 わたしはこの先も焦がれるだろう。」 ★藤川明日香さん推薦!(月と文社代表/元『日経WOMAN』編集長) 「偏屈、少数派、バカボンのパパ…を自認する下平尾さんの文章は、 「本当の孤独」への深い洞察と優しさにあふれている。」 ★藤原辰史さん推薦!(京都大学教授〔食農思想史〕) 「この出版社のせいだ。たくさんの重い問題と、取り組まなければならない。考えなければ安穏と暮らすことができるのに。」 ひとり出版社〈共和国〉代表《下平尾 直》渾身の書き下ろし、初の単著! 「書物で世界をロマン化せよ!」ーー 2014年春、ひとりの失業編集者が、こんな理想を掲げて出版の世界に火をおこした。 社員なし! 事務所なし! なのに社名だけはむやみに大きい超零細出版社は、この転形期に何を夢みたのか? その行き着く先は? ひとり出版社の先駆け〈共和国〉の代表・下平尾直が赤裸々に書き下ろした共和国の十年! いや二、三十年…!? 目次 うしろから本を読む人のためにーーまえがきにかえて Ⅰ 東久留米に出版社をつくるまで  一、共和国事始めーー架空実録  二、共和国は共和制の夢をみるかーー架空インタビュー  三、原稿は遅れて本になり、本は遅れて読者に届くーー架空講義 Ⅱ 共和国の地層を掘る  四、岸和田市春木の片隅から   川沿いのリザヴェータ   橋と墓   幻の大安楽国  五、東にはいつも何かある  六、Within You Without You Ⅲ 黄金時代の夢  七、死にかけて   京阪出町柳駅の階段の長さを全身で測定した話   馬鹿につける薬の話  八、耳で読む『罪と罰』ーー行き場のない人間の音像   九、いつか編みたい最期の一冊 こんなことしている場合ではないのだがーーあとがきにかえて 著者 下平尾 直 (シモヒラオ ナオシ) 1968年1月1日、大阪府に生まれる。現在は株式会社共和国代表。関西大学法学部政治学科卒業後、京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程に入学。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、同大学院博士後期課程を退学。出版社などに勤務ののち、2014年に株式会社共和国を創業。2021年、出版梓会「第18回新聞社学芸文化賞」受賞。2025年5月現在の刊行点数94点。 編書に、『俗臭――織田作之助[初出]作品集』(インパクト出版会、2011年)、『燃えるキリン 黒田喜夫詩文撰』(共和国、2016年)、萩原恭次郎『断片 1926-1932』(同2020年)、武田麟太郎『蔓延する東京――都市底辺作品集』(同2021年)、長谷川春子『踊る女と八重桃の花』(同2022年)、郡山吉江『しかし語らねばならない』(同2022年)、『永山則夫小説集成』(全2巻、同2023年)など多数。

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