

デンマーク・ベストセラー!
なぜ働いた分だけの「成長」が感じられないのか?
時間・能力・意欲を奪う「労働退化」からの救済の書
★デンマーク首相が熱心に薦め、
国民の100人に1人が買った超異例のベストセラー
★デンマーク最古にして最大出版社・ギルデンダール社から刊行!
労働と人類の歩みをたどりながら、真の生産性を探る。
★働くほど退化する、そんなもったいない働き方を
していない自信はありますか?
「2時間ではなく8時間働けば、4倍の仕事ができると思い込んでいる。
でも、実際には、人はずっと効率よく働いていられるわけではありません。
…それでも“長く働こう”とするのはなぜ?」
テクノロジーが発展したのに、
なぜ人は前時代より長く働いているのだろう?
人類と労働の文化人類史的な歩みをたどりながら、
現代人に刻まれた労働観をあぶりだし、
働かずにはいられない人の心理、それにつけ込む「偽仕事」が
どこにでも介在している実態を紹介。
あなたの一日から「偽仕事」を追い出し、
生産性と充実度が本当に高い働き方を現実世界でやり切る術を提案する。
【目次より】
日本のみなさんへ 時間・能力・意欲を削られないために
まえがき 「偽仕事」の誕生と広がりと抵抗
第1部 消えた時間
1章 予想外の未来
2章 どこかおかしい職場
3章 偽仕事
第2部 消えた意味
4章 仕事が終わったら家に帰ろう
5章 解決策を捻り出すのはやめよう
6章 他人のまねをやめよう
7章 地に足をつけよう
8章 肯定文化に歯止めをかけよう
9章 集中して働こう
10章 「時間」で考えるのをやめよう
11章 人を信じよう
第3部 時間と意味を取り戻す
12章 なぜ働くのか
13章 自分に何ができるのか
14章 リーダーに何ができるのか
15章 偽仕事のない世界
著者
デニス・ノルマーク(Dennis Nørmark)
1978年生まれ。デンマークの人類学者、講演家、著述家。オーフス大学で人類学の修士号を取得したのち、長年にわたってコンサルタントや企業の社外取締役として働き、現在はフリーの講演者およびコメンテーターとして国際的に活動している。英訳された『Cultural Intelligence for Stone-Age Brains』など、文化や文化の差異についての著書がある。
アナス・フォウ・イェンスン(Anders Fogh Jensen)
1973年生まれ。フリーで活動するデンマークの哲学者、著述家、劇作家、講師。パリのソルボンヌ大学で哲学の修士号、コペンハーゲン大学で博士号を取得。英訳された『The Project Society』や『Brave New Normal: Learning From Epidemics』など10冊の著書があり、そのほとんどが現代社会と私たちの現状を論じたものである。
山田 文(やまだ・ふみ)
翻訳者。訳書に『ステイ・スモール 会社は「小さい」ほどうまくいく』(ポール・ジャルヴィス、ポプラ社)、『地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる』(ビル・ゲイツ、早川書房)、『「歴史の終わり」の後で』(フランシス・フクヤマ, マチルデ・ファスティング、中央公論新社)などがある。
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