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傷のあわい 文庫

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880円

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米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。 解説 奈倉有里 目次 文庫版まえがき   はじめに   孤独の物語   アメリカン・ドリーム   移民候補生   リミナリティ   PTSD(前編)    PTSD(後編)    ステレオタイプ   恋愛と結婚   邦人援護   二〇歳の人生落伍者   謎の女   パレスチナ   レクイエム   GOOD BYE=THANK YOU   あとがき   解説 ひとりひとりの顔が見える  奈倉有里   著者 宮地 尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科特任教授。専門は文化精神医学・医療人類学・トラウマとジェンダー。精神科の医師として臨床をおこないつつ、研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『傷を愛せるか 増補新版』(ちくま文庫)、『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)、『傷つきのこころ学』(NHK出版)がある。

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