{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/4

クマのひとりのじかん

残り1点

2,420円

送料についてはこちら

ピアノをひきおわったクマは、きのうえでのんびりしたいのです。 かぜがさわさわとはっぱとあそぶおとを、きいていたいのです。 けれども、もりのどうぶつたちはゆるしてくれません。 「もっと もっと、きかせて!」と、あちこちから こえがします。 そのうちに クマは みんなのことが こわくなって… みんなのためにピアノをひくのはすきだけど、ひとりの時間も大事にしたいクマ。その気持ちをわかってもらうのは、なかなかむずかしいようです。どうしたら、ほかのひとと心地よい距離感ですごすことができるでしょうか。 ひとそれぞれの感じ方の違いに、はっとするかもしれません。 著者について 作/マルク・フェルカンプ  Marc Veerkamp 1971年オランダ・アルクマール生まれ。アムステルダム在住。脚本家、ジャーナリスト、児童文学作家。幼い頃から作家になりたいと思っていた。オランダ語版「セサミストリート」の脚本を20年近く担当し、演劇やアニメ映画、ゲームの脚本も精力的に手がける。本作で2024年ドイツ児童文学賞のノミネートを受ける。他の児童書作品に『アーサー王』(未邦訳)など。 絵/イェスカ・フェルステーヘン Jeska Verstegen 1972年オランダ・デルフト生まれ。アムステルダム在住。イラストレーター。幼い頃、絵を描くこと、空想すること、自分の夢の世界に迷い込むことが何よりも好きだった。これまで100冊以上の児童書にたずさわっている。本作で2023年ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞を受賞。 訳/野坂悦子 Nozaka Etsuko 東京生まれ。オランダ語、英語などから多くの児童書を翻訳している。主な訳書に『おおきい かさ』(2023年度えほん50に選定)、『人形からとどいた手紙:ベルリンのカフカ』『ちいさなかしこいオオカミ』(いずれも化学同人)、『どんぐり喰い』(福音館書店)、『VIKTOR』(求龍堂)、『ミーのどうぶつBOOK』(朔北社)など。絵本や紙芝居の創作も行っている。

セール中のアイテム