{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/2

現代思想2024年9月号 特集=読むことの現在

残り1点

1,760円

送料についてはこちら

かわりゆく読書のかたち 「読書離れ」が叫ばれて久しい一方、インターネットを通じた読書会が盛んに行われ、本の読み方を主題にした書籍や動画も広く受け入れられている。くわえて読書バリアフリー法が施行されるなど、書籍というメディアへのアクセシビリティも問われつつある。本特集では、多様な読み手の実践にも迫りながら、読むという営みのゆくえを広く考えたい。 [目次] 特集*読むことの現在 【討議Ⅰ】 合理的調整としての読書バリアフリー / 市川沙央+頭木弘樹 【読むこと、読めること】 ケアとともにある読書 / 西川勝 ナナメに読書する——識字障害のボクが作ってきた読書との関係性について / 古怒田望人/いりや 読書権をめぐる攻防——法制度と技術が交差する場 / 石川准 私たちはなぜ読もうとしないのか——ベトナム人技能実習生の言語世界と支配、差別、排除 / 巣内尚子 【ともに読む】 読書会のススメ——哲学の教室でル・グィンを読む / アダム・タカハシ 【読み手たちの横顔】 肉体によって「読む」こと——著者性をめぐる身振り(ギャグ)のミメーシス/ 田中純 物理学者、哲学書を読む / 谷村省吾 それは君が何をどう読むかだ——地図のない〈世界文学〉の沃野に向けて /沼野充義 ルネサンス時代の創造的読書と記憶術——本のなかを遊歩する「書物=人間」/ 桑木野幸司 【討議Ⅱ】 読むことを避けてしまう時代で、それでも本を読むということ / 石岡良治+宮﨑裕助 【「読みたい」の原像】 誰かの寂しさを言葉ですくいあげる / 三宅香帆 「#本好きと繋がりたい」問題 / 永田希 【読むものさまざま】 風になる / 久谷雉 物語パフォーマンスの場におけるノリ / 鵜野祐介 戯曲の外の方向決定(ディレクション)——文字の/による配置を読むことについて / 渡辺健一郎 テクストと自己と世界と——翻訳者の一挙手一投足、その選択を / 大久保ゆう 法は読まれるべきなのか? / 小林史明 【連載●科学者の散歩道●第一〇五回】 左傾化のアメリカとオッペンハイマー——ニューディールとスペイン内戦 /佐藤文隆 【連載●社会は生きている●第二五回】 社会と自我 1——文化としての遺伝子 / 山下祐介 【連載●京都〈移民〉紀行●第三回】 変わりゆく西陣と複数の「移住者」たち / 森千香子 【連載●現代日本哲学史試論●第九回】 理論構築による思考と実践の再活性化——田島正樹と河野哲也 / 山口尚 【研究手帖】 哲学を、子どもの声と捉えるとき / 木本蒼 Kindle→https://amzn.to/3T6xq1n

セール中のアイテム